頭皮ケアで、いつまでもかっこ良く
みなさんは、頭皮ケアに関して普段どこまで意識していますか。
「最近髪の毛が薄くなってきたな ……」
「髪の毛のハリが前よりなくなった気がする。」
そんな悩みを放置しておくと、何年後かには手遅れになってしまうかも。
髪の毛は見た目の印象を大きく左右するキーポイント。
ダメージが大きくなってからケアするくらいなら、20代30代からしっかり頭皮ケアをして、元気な髪の毛をキープしたいですよね。
そこで今回は、薄毛の原因から頭皮ケアのおすすめアイテムまで、頭皮ケアに関するあれこれをまとめました。
今からできる頭皮ケアもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
薄毛や抜け毛の原因とは?
頭皮ケアについて語る上で、まず理解したいのが薄毛や抜け毛の原因について。
その原因を知れば、ますます頭皮ケアの重要性がわかるはず。
以下では特に大きな3つの原因をご紹介します。
①頭皮の汚れ
まず1つ目の原因は、頭皮に溜まった皮脂や汚れ。
頭皮に汚れが詰まった状態では毛穴が呼吸できず、おのずと不健康でコシやハリのない髪の毛になってしまいます。
特に男性の場合、整髪料が原因で頭皮トラブルを引き起こすケースが。
整髪剤の使いすぎで頭皮にダメージを与えたり、洗い残しにより毛穴が詰まったりすると、頭皮環境に悪いことは言うまでもありません。
しっかりと頭皮ケアを行い、頭皮環境を清潔に保つことが大切と言えるでしょう。
かといってシャンプーでがむしゃらに洗いすぎるのも、頭皮ケアとしては逆効果。
詳しくは後ほどご説明いたします。
②不摂生な生活習慣による血行不良
頭皮の血行不良も、薄毛や抜け毛の大きな原因の一つ。
毛根の周りには多くの毛細血管あり、その毛細血管から髪の毛は栄養を得ています。
したがって、この猛省血管の血行がよくないと、上手く栄養素を髪の毛に届けることが出来ません。
偏食や喫煙、飲酒、睡眠不足など。
この血行不良を引き起こす要因は様々です。
普段から規則正しい生活を送り血行を良くすることこそ、頭皮ケアの第一歩目と言えるかもしれません。
③男性ホルモン
頭皮環境には、ホルモンや遺伝子も関係しています。
例えば男女では頭皮環境に大きな違いがあり男性は男性ホルモンの影響で、女性より皮脂が多く薄毛になりやすい傾向があります。
男性ホルモンは筋肉を発達させたり、体毛を濃くしたりする一方、髪の毛を薄毛に導く存在。
特に20代後半からは男性ホルモンが悪性化すると言われており、薄毛を進行させる傾向にあるそう。
20代からの頭皮ケアが必要な理由は、この男性ホルモンの変化にあると言えるでしょう。
今すぐできる、頭皮ケア!
薄毛や抜け毛の原因を理解したところで、今すぐできる頭皮ケアをご紹介します。
頭皮の悩みは多くの方が抱える悩みであり、頭皮ケアの種類も豊富にあります。
だからこそ、何から始めれば良いのかわからない方や、やっていても本当に効果があるのか自信がない方も多いもの。
以下では、それぞれの悩みに寄り添いながら、頭皮ケアできるシャンプーとマッサージについてご紹介。
おすすめのアイテムもピックアップしました。自分にあった頭皮ケアを、見つけてみてくださいね。
手軽に始められる、シャンプーで頭皮ケア
まず始めにご紹介するのは、シャンプーを用いた頭皮ケア。
みなさんは普段どのようなシャンプーを使っていますか。
奥さんや子供と同じものを使っていたりしませんか。
多くの女性用シャンプーは髪の保湿や修復に特化し、毛根を清潔に保つ効果は薄いものが多いです。
女性はカラーやパーマで髪が傷みやすかったり、皮脂の分泌量が少なかったりすることからも、それは当然なことですよね。
しかし、薄毛の原因としてご紹介した通り、20代以降の男性は男性ホルモンの影響で、頭皮に皮脂が溜まりやすく、薄毛にもなりやすい傾向に。
したがって男性が女性用シャンプーを使い続けると、皮脂の汚れが残ってしまうことが多く、頭皮環境に影響を与える場合があります。
男性は男性に合ったシャンプーを使って、頭皮ケアを行うのがベストでしょう。
頭皮ケアに繋がる、シャンプーの選び方とは
一概に男性用シャンプーといっても、その種類は様々。
実際にシャンプーを買うとなったら、どのように選べば良いのでしょうか。
個々人に合った使用感で頭皮ケアに繋がるシャンプーを選ぶには、シャンプーの種類にこだわると良いでしょう。
どのようなシャンプーにどのような成分が含まれているのか理解することで、効果的に自身の頭皮環境を整えることができます。
以下では男性の悩みや頭皮のタイプ別に、おすすめのシャンプーをご紹介します。
敏感肌の方には、アミノ酸系シャンプーがおすすめ
普通の男性用シャンプーでは刺激が強く、頭皮が痒くなってしまったりする方には、アミノ酸系シャンプーで頭皮ケアをするのがおすすめ。
アミノ酸系のシャンプーとは、その名の通りアミノ酸系の洗浄成分を配合したシャンプー。
とにかく低刺激なのが特徴で保湿力も高く、美容室なんかでもよく使われているそう。
ただ、アミノ酸系シャンプーは洗浄力が低く泡立ちが悪いという特徴も。
また、頭皮に成分が残りやすいので、かえって肌の痒みなどを引き起こす場合があります。
使用する際は、よく泡立てて念入りにすすぐことが重要でしょう。
おすすめのアミノ酸系シャンプー
商品名:スカルプDETOX
ブランド:HMENZ 250ml
価格:2,424円
快適な使い心地を追求したこちらは、メンズ用シャンプーならではのスースーとした使用感がなく、頭皮に優しいシャンプー。
また、延命草エキスという保湿力に長けた成分が配合されているため、髪質ケアにも効果的。
ハリとコシのある髪の毛へ導きます。その上、アミノ酸系シャンプーなのに泡立ちやすいことも特徴。
すすぎを念入りにする必要はありますが、他のアミノ酸系シャンプーに比べて使いやすく、簡単に頭皮ケアできると言えるでしょう。
ベタつきが気になる方には、ノンシリコンシャンプーがおすすめ
ボリューム感がなく、ペタッとしたベタつきのある髪の毛にお悩みの方は、ノンシリコンシャンプーを頭皮ケアに試してみてはいかがでしょうか。
ノンシリコンシャンプーとは、髪の毛をコーティングするシリコンという成分が含まれていないシャンプーのこと。
シリコンは髪の毛や頭皮をコーティングし手触りを良くしてくれる反面、毛穴に詰まってしまったり髪の毛の印象がペタッとしてしまったりします。
ノンシリコンシャンプーを使えば、髪の毛が裸の状態になり軽さが生まれます。
髪の根元からふわっと立ち上がり、ボリュームアップを叶えます。
しかし、シリコンによるコーティングがされない分、ゴワっとした仕上がりになったり、ドライヤーから熱を受けやすくなったりという影響も。
髪の毛のごわつきがきになる方は、毛先に洗い流さないトリートメントをつけるなどして、対策すると良いでしょう。
おすすめのノンシリコンシャンプー
商品名:ボタニカルシャンプースムース 490ml
ブランド:BOTANIST
価格:1,512円
ボタニカルシャンプー(スムース)は、髪の毛の軽さと保湿を両立したシャンプーです。
ノンシリコンなのにきしみにくいと好評の理由は、こだわりの植物由来成分。
頭皮と髪をやさしく洗い上げ、ふんわりと滑らかな髪の毛へ導いてくれます。
また、女性ユーザーも多いだけあって、その香りも人気。
使用後にうっとりするような、万人受けする香りです。
汗っかきな方には、スカルプシャンプーがおすすめ
スカルプシャンプー=育毛シャンプーと連想しがちですが、育毛成分が入っているわけではなく、頭皮環境を整えることに特化したシャンプーを指します。
毛穴の詰まりを改善することは頭皮ケアにとって重要なポイント。
しかし洗浄力が高いものを使いゴシゴシ洗いつづけると、頭皮に必要な皮脂分まで取り除いてしまうことも。かえってフケが出たり毛質が悪化したりしてしまいます。
そこで活躍するのが頭皮の汚れをしっかり落としつつも、必要な皮脂分は残し理想的な頭皮環境へ導いてくれるスカルプシャンプー。
通常のシャンプーでは皮脂汚れが落ちていない気がする方は、洗浄力をうたったシャンプーではなく、スカルプシャンプーを選ぶと良いでしょう。
おすすめのスカルプシャンプー
商品名:スカルプDシャンプー「脂性肌用」350ml
ブランド:ANGFA
価格:3,973円
頭皮のベタつきをしっかりと落とすことができるのがこのシャンプー。
また、髪にハリ・コシ・ボリュームを出したい方にもおすすめです。
洗った後の爽快感が抜群の商品となっています。
汗をかく季節には、全男性におすすめしたい商品です。
ただ洗うだけじゃ勿体無い。マッサージで頭皮ケア
シャンプーに次いで頭皮ケアとしてご紹介するのが、マッサージ。
頭皮の血行を良くする頭皮マッサージは、髪の毛により栄養分が届きやすくし薄毛や抜け毛を防ぐ効果が。
毎日続けることで、健康的な頭皮環境を作ってくれます。
また、今からでもすぐ始められる点も嬉しいポイント。
お風呂の次いでにマッサージをして、頭皮の状態を改善してみてはいかがでしょうか。
以下では頭皮マッサージのやり方と、マッサージグッズをご紹介します。
マッサージ手順①タッピング
まずは10本指で頭皮をタッピングし、頭皮をほぐしていきましょう。
軽く指で叩くような形で、頭皮に刺激を与えていきます。
指の腹で力を入れすぎず、全体的にタッピングするのがポイント。
小刻みに叩きながら、血行を促進しましょう。
おでこから後ろにかけて動かしたり、襟足から後頭部にかけて動かしたりし、全体的にタッピングし終わったら次へ進みます。
マサージ手順②生え際から揉みほぐす
タッピングが終わったら、生え際や耳のあたりからぐっと力を入れて揉みほぐしていきましょう。
指の腹を頭皮に当て、小さく回しながら揉み上げるとより血行促進効果が。
そのまま後頭部から首のあたりまで揉みほぐすと良いでしょう。
ここで揉んでいる時に、痛みを感じる部分が頭皮のツボ。ツボを中心に揉みほぐし、普段与えない刺激を与えることで、より血行が促進されるはず。
マッサージ手順③おでこから襟足にかけてスライド
頭皮全体を揉みほぐし終わったら、最後におでこから後頭部、襟足に向かって、力強くスライドしましょう。
両手の親指を耳の付け根に、残りの4本を生え際に添え、指の腹にぐっと力を入れてスライドさせます。
リフトアップ効果も意識して、頭をぐっと持ち上げるようにスライドさせるとグッド。
同じ動作を何回か繰り返し、頭皮を完全に揉みほぐしたらマッサージは終了です。
頭皮マッサージは長くやるのではなく、続けることが重要です。
自分の気持ち良いと思うポイントを研究し、お風呂の次いでに頭皮ケアを続けると良いでしょう。
電動頭皮ブラシを使うのもおすすめ
でも、手動でやるのがめんどくさいし疲れちゃうし…….
そんな方は電動頭皮ブラシを取り入れてみるのもいいでしょう。
これを使えば毎日手間をかけることなくケアをすることができます。
毎日のケアが楽しみになるかもしれませんね!
おすすめの電動頭皮ブラシ
商品名:頭皮エステ皮脂洗浄タイプ
ブランド:Panasonic
価格:18,697円
この商品は皮脂汚れを落とす洗浄ブラシと、マッサージをしてくれるブラシの2種類を搭載。
32本のブラシで圧力を分散し、頭皮を労わりながらマッサージができます。
防水性がありお風呂で使えるのもポイント。
湯船に浸かりながらマッサージを行えば、より血行が促進されるはず。
お家で本格的なヘッドスパ体験ができることでしょう。
今から頭皮ケアを続けて、髪の毛の悩みとおさらば
シャンプーや頭皮マッサージなど、頭皮ケアについて十分に知ることはできたでしょうか。
頭皮環境を整えるには、頭皮ケアの継続がマスト。
知って終わるのではなく、実際にやって続けて、その効果を実感してみてくださいね。
頭皮ケアは早く始めるに越したことはありません。
今からできる頭皮ケアで、いつまでもかっこよく髪の毛でなるべく悩まない日々をお過ごしください。
女子大生ライター。旅行メディアやビューティーメディアで執筆中。アパレル・コスメブランドでのバイトでは、日々自分らしいおしゃれを研究。女子大生ならではのトレンド感で、リアルな声を発信します。
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